PICの近くのジャマイカン・グリルで昼食
部屋に戻り、簡単にシャワーを浴びてお昼を食べに出かけることにした。
用意を済ませ、夫が娘を抱っこ紐に入れて抱っこしたとたん、娘は熟睡。
よっぽど疲れたみたいだ。
お昼は、シャトルバスでちょっと行ったところにある“タモン・ベイ・ロブスター＆グリル”というところに行くことにした。
シーフードが食べたかったし、ここは生バンドの演奏を聴きながら食事ができるとガイドブックに書いてあったので、それに惹かれたのだ。
お店はタモン湾の繁華街のほうにあるのだが、それには北回りのシャトルバスに乗らなければならない。
バス停は、ホテルの前の大通りをはさんだ斜め前にあるロイヤルオーキッドホテルの前にある。
ABCストアのすぐ近くだ。そこのバス停に行った。
バス停でバスを待つ間ガイドブックを見ていたら、そのお店はディナーしかやっていないことに気づいた。
急遽予定変更。
バスに乗る前に気づいてよかった〜。
代わりにどこに行こうか考え、時間ももったいないし、夫が昨日から行ってみたいと言っていた“ジャマイカン･グリル”というお店が、ロイヤルオーキッドとABCストアの間のすぐ目の前にあるので、近いのでそこに行ってみることにした。
ジャマイカン･グリルはABCストアなどの駐車場の一角にある。
お店は２階にあり、外から見ると、いかにも外国の若者のお店というような雰囲気で、ちょっと入りにくそうに見えた。
でも中に入ってみると・・・、明るくてすごくいい雰囲気。
出迎えてくれたスタッフも、いかにもジャマイカっぽい明るくておおらかな感じだ（ジャマイカ人かどうかはわからないけど）。
娘はぐっすり眠っていたので、３人分の料理を頼む。
私はシーフードコンポ（17.95ドル）、夫はカリビアンステーキセット（27.95ドル）、息子はハンバーガーのセット、それとラムとビールのカクテル１杯（7.95ドル）と息子用にマンゴージュース。
デザートにローステッドバナナ（6.99ドル）というものを頼んだ。
息子のハンバーガーセットは普通の値段のセットを頼んだのだが、お店の人に「子どもの分？」と尋ねられ、「そうだ」と言うと、キッズ用（5.99ドル）のものにしてくれた。
同じものでキッズ用があるみただ。
キッズ用の方はもちろん大人用のより安い。
気を利かせてもらって助かる。
同じくマンゴージュースもキッズ用（1.75ドル）にしてくれた。
仰天のボリューム
まず飲み物がやってくる。
これがまた南国のリゾートらしく、どちらも傘がのっている。
息子、目を輝かせる（子どもってこういう時に比喩ではなく、本当に目が輝く）。
しかもカクテルのほうは、串に何種類かのフルーツがささったものまでのっている。
ラムとビールのカクテルは、いかにも南国らしいさわやかな味。
久しぶりのカクテルは最高においしく感じた。
ところで夫のステーキは、サラダやアイスがついたセットメニューにした。
まずはサラダとフルーツの盛り合わせが出てくる。
これがまた思ったよりもボリュームあり。
しかも2種類のサラダが来る。
一つは生野菜の皿で、もう一つはトルティーヤがついたチキンのサラダで、このトルティーヤが香ばしくてチキンをのせて食べるとすごくおいしい。
そしていよいよ夫のメインのステーキ。
さすが、ステーキがお皿からはみ出そうなボリューム。
外国に来たならではのボリュームで、日本ではなかなかお目にかからない豪快さがうれしい。
こういうのを期待していた。
それとステーキの脇にご飯２種類、ここにもまたサラダもついている。
思ったよりも野菜が多くてヘルシーだ。
ご飯は一種類はケチャップライスみたいなオレンジのライスで、もう一つはお赤飯にすごくよく似た豆入りライス。
食べてみてもお赤飯みたいな感じだった。
ステーキのお味は、思ったよりもジューシーでおいしかった。
それほどやわらかくはないけれど、お肉食べた〜って感じの満足感がある。
ご飯がついているのもうれしく、ご飯も外国米のぱらぱらのご飯なんだけど、外国で食べるとなぜかこのぱらぱらご飯がすごくおいしく感じる。
私のシーフードコンボは、大きい魚のステーキ（マグロ？）に海老の串焼き１本、それにご飯２種類（夫と同じ）にサラダというもの。
夫のステーキほどボリュームはないけど、それでもかなりの大きさの魚のステーキ。
お肉にくらべさっぱりしていてヘルシー。
それと海老の串焼きが肉厚でぷりぷりしていてすごくおいしかった。
甘いソースがついていて、それをつけて食べるらしいけど、私は何もつけない塩焼きの状態のほうがおいしかった。
息子のハンバーガーセットもキッズ用とは思えないボリューム。
大人でも十分だ。
いかにも手作りのハンバーガーで、とろりととけたチーズも入っている。
ポテトも作りたてでおいしそう。
ちょっともらって食べたら、どちらもすごくおいしかった。
それにしてもセットのサラダからメインまで全部あわせるとかなりのボリュームで、さすがにきつかった。
私は夫のセットのサラダもけっこう食べたので、さすがに自分の料理のご飯は少し残してしまった（娘が起きたら食べさせようと思ったけど、とうとう起きなかった）。
息子もポテトから食べたせいか、ハンバーガーを半分くらい残してしまった。
本当はハンバーガーから食べてほしかったのだが。
夫は全部食べていたけど、かなり頑張ったらしい。
これにまだ夫のセットのデザートまで来るので、さすがにちょっと頼みすぎたかもしれない。
せめてセットはやめて、単品にしたほうが良かったかも＾＾；
私たちが食べ終わると、いよいよデザートがやってきた。
ローステッドバナナと夫のセットのアイスを一緒に盛り合わせてきてくれたのだが、これがまたものすごいボリュームでびっくり仰天！
日本でセットについているデザートというと、ほんのお義理程度の小さいアイスなどを想像するが、こちらは違うらしい。
グアムだからある程度覚悟はしていたが、セットのアイスがこんな大きいとは・・・という日本では考えられない大きさだった。
ちなみにセットを頼んだのは夫だけだから、アイスも当然１人分と考えられるが、日本の基準からするとどう考えても３人前以上はあると思われるアイスだ。
息子の顔と比較しても十分アイスのほうが大きい。
運ばれてきた瞬間、私と夫は驚きの声をあげたが、初めて見る山盛りのアイスに息子は驚きとうれしさで目を丸くして喜ぶ。
普段アイスなんてあまり食べさせてもらっていない息子にとっては、夢のような光景だったろう。
さっきまで「お腹いっぱい〜」なんて言ってだらだらしていたのに、しゃきっとして椅子に座りなおした。
さっそく３人でアイスをほおばる。
アイスはレディーボーデンをちょっとさっぱりさせた感じのアイスで、けっこうおいしかった。
上にたっぷりの生クリームまでかかっているのだが、これも意外に軽くてさっぱりしていて、最初見たときはとても食べきれないアイスの山だと思ったけど、結局３人であっという間に平らげてしまった。
さすがに最後のほうは息子のお腹が心配になったが。
最後は完全にお腹いっぱい。
でもどれもおいしかったし、スタッフはみんな感じよかったし、大満足の食事だった。
ただ今度来た時はさすがにセットを頼むのはやめようと思った。
ちなみに料金は合計68.58ドルだった。
サービス料（サービスチャージ・SC）は入っていなかったので、チップを多めに置いてお店を出た。
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