帰りのツアーバス
ホテルに戻り、しばらくすると迎えのスタッフがやってきた。
名前を言うと帰りの航空券をくれ、人数がそろうとバスに乗り込み、空港に向けていよいよ出発。
あっという間の４日間で、これで帰るなんてやっぱり寂しい。
ホテルもすごく快適だったので、ぜひまた来ようと思う。
バスはそのあとヒルトンホテル、オンワードホテルとまわって、それぞれお客さんを拾っていく。
ヒルトンはPICと違い、ちょっと殺風景な感じのホテルだった。
もっと豪華な感じだと思っていたので意外。
子どもがいるならPICのほうが楽しそうだ。
オンワードもプールなどの施設が充実しているので、一度は泊まって見たいホテルだ。
でもホテルのまわりがちょっと寂しそうな感じだ。
オンワードから空港はすぐ近く。
というか、あちこちまわったからちょっと距離があるように感じたけど、PICも空港から近いみたいだ。
空港から見えるんじゃないかって感じだ。
タクシーで行ったらものすごく早く着きそう。
それを考えると、送迎のあるツアーじゃないほうが便利かもって思った。
グアム国際空港から成田国際空港へ
帰りの空港は日本人客でかなり混んでいた。
やっぱりGW中だからだろうか。
長い列に並んで待つ。
やっと私たちの番が来て、チェックインと荷物を預ける手続きを済ませる。
隣で手続きしていた日本人家族が、大きなスーツケースを預けたら、
「８キロオーバーです。75ドルかかります」
とあっさり言われていた。
他人事ながらちょっとびっくり！重量オーバーすると、こんな高い超過料金がかかるんだ。
うちは大丈夫だったけど、これから気をつけようと思った。
荷物を預け、２階の出発ロビーへ。
超やる気のない二人のおばちゃんがおしゃべりしながらパスポートにはんこを押してくれるところを通り、
「もしかして今のが出国審査のはんこ！？」
とびっくりしながら先に進む。
そして次は身体検査。
こちらは不愉快になるほど慎重。
まずは裸足にさせられ、全身レントゲン撮影。
これって初めての経験だけどやっぱりいい気分はしない。
そしてレントゲン撮影されたのは家族のうち、なぜか私だけだった。
しかも私はベルトがいけなかったのか、レントゲンのあと女性係官に念入りに全身ボディチェックされた。
ここまでするのかっていうほど。
ずいぶん大変な世の中になったと痛感。
入国審査の指紋を取るのもいやだけど、帰りのこれもかなり嫌な体験だ。
帰りは16時05分発のデルタ航空。
搭乗を待つまでの間、他の子どもにいいところを見せようとして、逆立ち歩きをし、失敗して固い床で頭を打つおまぬけな息子＾＾；
男の子って妙にいいところを見せようとするところがあるから笑える。
飛行機の座席は、横並びに３席と通路を挟んで１席だったので気が楽。
帰りも行き同様、娘はほとんど抱っこだったので、１席はほとんど使わなかった。
一人前にお金を払っているのでもったいないことだ。
帰りもビールとワインで乾杯。
子どもたち二人はあっという間に眠ってしまったので、ゆっくり機内食を楽しむことができた。
帰りもご飯に甘めの味付けのお肉が添えられたもので、疲れもあるためか、味はいまいちに感じた。
それに引き換えキッズ用の食事はミートソースで、ちょっと食べたらこっちの方がずっとおいしかった。
デザートもキッズ用のほうがおいしく、結論として大人のご飯よりもキッズ用のほうが充実していた。
選べるなら私もキッズ用を頼みたい。
そして予定通り19時頃成田空港へ到着。
外はけっこう暖かく、グアム帰りの薄着でも大丈夫。
GWだとそれほど気候の変化がないのも体にうれしいかも。
子どもたちは連日のプール遊びと長旅で、かなりお疲れの様子。
でも体調も崩さず無事楽しく行ってこられて本当に良かった。
小さな子どもがいると、とにかく子どもの体調が一番心配だからだ。
しかもうれしいおまけ。
出産日が間近にせまっていた私の妹、私たちが成田に着いてすぐ、無事かわいい女の子を出産したと連絡があった。
うれしいニュースに疲れもふっとぶ私だった。
早く会いに行かなきゃ＾＾